生涯で必要な洋服の数が判明!あなたは、買いすぎていない……?

毎年買っている洋服の量や、これまでに買った衣類の数が、いったいどれくらいか把握しているだろうか——?

じつは、イギリスのファッションブランド「Rapanui」が、人生で必要な洋服の数を発表した。

その数は、なんとたったの149着らしい——。

なお、この数は18歳で成人になってから約63.2年間生きる場合を想定。下着類は含まれておらず、以下のように各アイテムの平均寿命をもとに算出されているとのこと。

 

平均寿命(年)生涯の必要数トータルの費用
トップス2.7423£336.95
パンツ2.8122£547.36
ドレス3.6217£820.25
スカート5.6211£530.75
アウター4.5813£685.75
シューズ163£3,388.14
合計 149£6,309.20

 

本来は生涯149着で十分なのに、イギリスでは1人あたり約34,000ポンド(約550万円)もかけて、トータルで786着も買っているらしい。しかも、そのうち637着は不要で廃棄されているんだとか。

だから、もし必要最低限の服だけを買っていれば、およそ27,000ポンド(約440万円)も節約できていたことになる——。

日本も同様の問題を抱えていて、買いすぎたり、買っただけで着なかったりする服がたくさんあるとのこと。事実、毎日1,300トンもの衣類が処分されているらしい。

買う洋服の数を減らせば、環境にもお財布にもやさしい。目先の安さにとらわれてファストファッションを選ぶのではなく、質のよい服長く大切に着る必要があるだろう——。

Top image: © iStock.com/cokada
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。