廃車の「エアバッグ」をアップサイクルした「MA-1ジャケット」がかっこいい!
万が一の交通事故のときに我々の身を守ってくれるエアバッグは、実際に使われることはそう多くない(むしろその方がいい)。
そんなエアバッグは、廃車から取り出される際のアップサイクルが検討されてはいたが、素材の頑丈さから容易ではなく、これまでは焼却処分するほかなかった。
社会課題解決への取り組みをおこなう「スコープ」という企業がそこに目をつけ、廃棄物資源リサイクル企業「鈴木商会」と共同で、エアバッグのアップサイクル商品の開発手段を模索。
©株式会社スコープ
クリエイティブディレクター佐藤かつあき氏によるロゴマークやタグ、ワッペンを施し、タイトルにもある「MA-1ジャケット」が完成したのだ。
このジャケットの特徴は、なんといっても未使用のまま役目を終えたエアバッグをアップサイクルしたサステイナブルな製品であること。
これまでエアバッグが再利用されずにいた理由でもあった生地の強度を活かし、耐久性と保温性に優れた一着に仕上がっている。
現在は社員用のユニフォームとして使用されているそうだが、今後は一般販売も検討されているとのこと。
タウンユースもできそうなオシャレな一着。ぜひとも手に入れたい!
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