「FREITAG」がB級品のエアバッグをA級のバッグにアップサイクル
スイス・チューリッヒに拠点を置くバッグブランド「FREITAG(フライターグ)」。
デイリー使いのヘビーユースに対応する高い機能性と堅牢性から世界中に多くのファンをもつこのブランドのプロダクトは、設立当初から貫かれるサステイナブルな姿勢とユニークなデザインが特徴だ。
ボディに使われているのは、どんな強烈な風雨をもものともしないトラックのタープ(幌)。使用済みのものを回収してリサイクルしているため、ひとつとして同じカラー、デザインのものは存在せず、まさに“相棒”と呼べるほどの愛着を抱かせてくれる。
そんなブランドから8月18日にデビューしたバックパック「F707 STRATOS」。
FREITAG製品の定番素材であるタープとともに使われているのは、自動車に搭載される予定だった救命具・エアバッグの素材だ。
©FREITAG
エアバッグは人の命を預かる救命具。その品質には非常に高い精度が求められる。
「F707 STRATOS」に使用されているのは、厳格な品質検査をパスすることができず、あえなく“B級品”となってしまった、廃棄される予定だった残布。裏を返せば、バッグの素材としては規格外の品質を誇る“A級品”なのだ。
©FREITAG
そんな未使用のエアバッグ素材と使用済みのトラックのタープを採用した新作は、これまでリリースされてきた数々のバッグ同様に、使い勝手のよさ、丈夫さ、ファッション性、すべてにおいて抜かりなし。
販売はFREITAGストア全店、限定取扱店、freitag.chにて。
バックパックとしてだけでなく、ストラップを活用してショルダーバッグにもなるFREITAGの新作で、肩肘張らないクールなサステイナブルライフを。
Top image: © FREITAG