「Z世代の5割以上はお酒を飲む」調査結果が発表、飲み会に対する考えは二極化
株式会社MERYが運営する「MERY Z世代研究所」は、Z世代のお酒に関する意識調査の結果を公表した。
この調査から、Z世代の半数以上がお酒を飲む習慣がある一方で、「飲み会」に対する考え方は二極化している実態が明らかになった。
お酒を飲むZ世代は56%、飲む場所は「自宅」が最多
2025年7月に全国の20歳から29歳の男女300名を対象に行われたこの調査によると、「お酒を飲む頻度」について尋ねたところ、「飲まない」と回答した人は44%だった。残りの56%は何らかの形でお酒を飲む習慣があることがわかった。
お酒を飲む習慣がある人に「主にどこで飲むか」を尋ねた質問では、「自宅」が64.3%で最も多く、「主に誰と飲むか」という問いに対しては、「家族」が42.9%でトップという結果に。
また、好んで飲むお酒の種類としては、「チューハイ・サワー」が59.5%で最も多く、「ビール」(43.5%)を上回った。

© 株式会社MERY

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「飲みニケーション」への印象は二極化
職場の人間関係における「飲みニケーション」の効果については、意見が分かれる結果となった。「(効果が)どちらかといえばそう思う」が31.7%だったのに対し、「全くそうは思わない」も31.3%とほぼ同率だった。
また、「飲み会」に対する印象についても、「必要性を感じない」が37%で最も多かった一方で、「コミュニケーションのきっかけになる」(28.3%)、「人間関係を深める場だと思う」(25%)といった肯定的な回答も続いた。
これらの結果から、飲み会に対するZ世代の考え方が二極化している様子がうかがえる。

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約7割がお酒の強要を経験せず
「飲み会の参加やお酒を飲むことを誰かに強要されたことがあるか」という質問では、約7割が「ない」と回答。
お酒を強要された経験がある人は約3割にとどまり、飲酒を強要しない風潮が広まっている可能性が示唆される結果となった。

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