7割の高校生が「自分で制服を選びたい」と思っている!【調査結果】
春から夏へと季節が移りゆく6月。この時期は多くの高校が制服を夏服へ衣替えするため、制服への意識が高まる時期だ。
制服といえば、これまでは学校指定のものを着用するのが当たり前。
しかし、現在では男女ともに制服のスラックスやスカート、ネクタイ、リボンなどの組み合わせを自由に選択できる“選べる制服”という制度がある。
未来を担う中高生から20代の若者世代と政治・社会をつなぐソーシャルプロジェクト「学校総選挙プロジェクト」は、この制度について高校生696名、中学・高校教員200名、中高校生の子どもを持つ親371名を対象に調査を実施した。
一つ目が、自分の学校に“選べる制服”を導入すべきかについて。「導入した方がいい」と回答した高校生は89.5%、教員は86.0%、保護者は83.0%と、肯定派は8割以上。
次に、“選べる制服”を利用したいか。これについても「絶対に利用したい」「機会があれば利用したい」が高校生全体の71.3%を占め、とくに女子は男子の63.6%を大きく上回る76.9%という結果に。
「天気や気分で制服を選びたい」「時代に合っていると思う」「制服は男女で分かれなくていいと思う」といったことがその理由だ。
現時点で実際に“選べる制服”を導入している高校は、調査をおこなった総数の4割弱だが、これからどんどん増えていくはずだ。
時代の移り変わりとともに、制服のあり方も大きく変化している。
Reference: 学校総選挙プロジェクト
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