6割以上が興味あり!日本の高校生の「政治への関心度」が結構高かった【調査結果】

国内で約595万人のユーザーを保有するLINEのリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、高校生に対して「日本の政治にどれくらい興味があるか」に関する調査を実施。その結果が発表された。

結論から言うと、「興味がある」もしくは「どちらかといえば興味がある」と回答した割合が全体の64%と高い数値で、男女別に見ると、とくに男子は68%と7割近くが政治に関心を示しているようだ。

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この数値には、新型コロナウイルスの政策に対する関心が高いことが要因の一つとして挙げられていて、「この分野・政策は気になる」の問いについては、男女ともに同トピックが1位となっている。(男子31.6%、女子40.3%)

ほかにも男子では「外交・安全保障」「経済・財政」「景気・雇用」といった分野・政策が上位に。女子では「ジェンダー・LGBTQ+」「教育」「子育て・少子化対策」が4位までを占めた。

この結果から、男子は社会経済全体のこと、女子は個人のライフスタイルにまつわることに、より関心が高いという事実が浮かび上がってきた。

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ただ、関心はあれど実際に自分が政治家になりたいかは別の話のようで、「もし政治家になれるとしたらなってみたいと思うか」という問いについて「ぜひなってみたいと思う」は全体の6%にとどまる結果に。

今回の調査では988のサンプルを回収。まだまだ点と点のデータではあるものの、こうした調査にこれだけの高校生が回答したことだけでも意味のあることだったはず。

経済全体を見ても、我々ひとりひとりのライフスタイルを見ても、世界が大きく変わりつつある状況がまさに、今なのではないだろうか。

こうした状況で若い世代が政治に関心を持ち、深く考えることが日本の、そして世界の未来につながってくる。

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