「日本のベジタリアン率」は約6%!意外と少ない……?【調査結果】

今年1月に発表された調査によると日本のベジタリアン率(ベジタリアンもしくはヴィーガンと回答した割合)は5.9%だったみたい。

2017年12月から今回で第4回を迎える「日本のベジタリアン・ヴィーガン・フレキシタリアン人口調査 by Vegewel」では、20〜60代までの男女約2400人に調査を実施。

「ご自身が取り組んでいる食生活はありますか?」との質問にたいして、今回はベジタリアン4.5%、ヴィーガン2.4%という回答率だった。

ここから重複した回答1.0%を引いた数値が、前述した日本のベジタリアン率となるわけだ。

©日本のベジタリアン・ヴィーガン・フレキシタリアン人口調査 by Vegewel

 

また、「意識して肉や魚など、動物性食品を減らすことはありますか?」という質問には、26.1%が「ある」と回答。2021年12月の第3回調査(19.0%)から1年強で7.1%ポイントも上昇している。

ただ、その頻度にかんしては毎日18.2%、3日に1日程度25.9%の計44.1%と、過去4回の調査でもっとも低い結果に。

©日本のベジタリアン・ヴィーガン・フレキシタリアン人口調査 by Vegewel

一方で週に1日以上、意識的に動物性食品を減らす食生活を送る「ゆるベジ」と呼ばれる人たちは増えている(今回19.9%、前回16.8%)ことからも、日本人はがっつりベジタリアンになるよりも、ゆるっと切り替えていく方が性に合っているのかも。

過去1年以内に飲食したことのある物の割合も、もっとも有名な大豆ミートを除くと上位3種はいずれも飲み物。

生活のベースとなるところはこれまでどおりで、その脇を固めるものから少しずつ変えていきたい。そんな食の傾向が見え隠れする調査結果だった。

 

©日本のベジタリアン・ヴィーガン・フレキシタリアン人口調査 by Vegewel
Top image: © iStock.com/hsyncoban
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