アメリカ、労働組合の支持率が上昇中【調査結果】
アメリカの世論調査を行う「Gallup」が、同国における労働組合に関するアンケートとその回答の分析結果を公開した。
2022年の労働組合を支持する人々の割合は71%で、1965年以来で最高値となったそうだ。
新型コロナウイルスによるパンデミックが起こる前の2019年は、労働組合を支持する人々の割合は64%。以来、毎年支持率は右肩上がりだ。
「Gallup」によれば、2022年は「Amazon」や「Starbucks」の労働組合の動きが活発化したことにより、支持率が上がったとのこと。
また、労働組合に所属する人々の目的(3つまで回答可能)は、第1位が「給与と福利厚生の改善」(65%)、第2位が「従業員の権利向上とその代理」(57%)、第3位が「雇用保障」(42%)となっている。多くの人々が働きやすさを求めているということだろう。
アメリカの世論の変化は、今後の世界にどのような影響を与えるのだろうか?
Top image: © Gallup