1日8時間労働をやめるべき理由【調査結果】
新型コロナウイルス感染拡大により、リモートワークが一般化するなど、働き方に劇的な変化があった。それなのにずっと続いていること、それは「1日8時間」という労働時間。
ニューノーマルを探るなら、これも見直す必要があるようだ。
英「Vouchercloud.com」社がオフィスワーカー1989人を対象におこなった調査では、1日平均2時間53分しか集中した時間を保てないという結果が明らかになり、回答者全体の79%が「1日中生産的に働いているか?」という質問に対して「いいえ」と答えた。
では、ほかの5時間以上は何に費やされているのだろうか。
同調査によると「SNSのチェック」や「同僚とのおしゃべり」、「終わりのない会議」「こまめな休憩の積み重ね」などで占められていることも明らかに。
さらに「スタンフォード大学」の調査では「週50時間以上の労働は生産性を低下させ、長すぎる労働時間は休職や離職に関係する」のだとか。
働けば働くほどに集中力が下がるという結果に落胆してしまうが、あらゆる労働習慣を変えざるを得ない今だからこそ、労働時間についても見直してみてはどうだろうか。
Reference: The Productivity of Working Hours
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