「週8時間」働くだけで心は満足する【研究結果】
ここ最近、日本でもリモートワークや副業、週休3日制といった、新たな働き方が模索されている。
そんな今だからこそ紹介したいのは、イギリスの研究チームにより明らかになった「勤務時間とメンタルヘルスの関係」を示した研究結果。
テクノロジーの発達によってヒトの仕事がかなり少なくなる可能性のある未来において、「週に何時間働くことが心の健康にとっていいのか?」という疑問に答えるべく、16歳から64歳までの約8万5千人から得たデータにより、意外な結果が浮かび上がったのだ。
結論からいうと、最適な勤務時間は人それぞれ異なるため、「絶対的なベストな長さはなさそう」とのこと。しかし、週8時間仕事をすることで幸福感は十分に得られ、その効果は週48時間働くのとほぼ同じだという。
つまり、充足感という意味では連日遅くまで仕事をしなくても、たとえば1日に1〜2時間働けば事足りるということだ。
数年前からワークライフバランスに着目する日本企業が増えているが、その観点からもこの研究を捉え直す意義があるかもしれない。
個人にあった多種多様な働き方については、これからも議論の余地はありそうだ。
Reference: 2021 Elsevier B.V.
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