4人に1人が推し活のために転職や副業を経験。Oshicocoが働き方に関する調査を発表

「推し活応援メディア」を運営するOshicocoが、『推し活と働き方』に関するアンケート調査の結果を発表した。

この調査は、同社のSNSフォロワーである推し活層434人を対象に実施されたもので、推し活が人生設計やキャリア選択にまで影響を与えている実態が明らかになっている。

働き方を変える理由、1位は「収入増」

調査によると、全体の約26%、つまり4人に1人が、推し活を理由に転職や副業といった働き方の変更を経験していることがわかった。

働き方を変える理由のトップ3は、1位「収入を増やすため」、2位「休みの日数を増やすため」、3位「休みを取りやすくするため」という結果に。

ライブチケットや遠征費用などを捻出するための収入アップや、平日開催のイベントに参加するための休日確保、そして突発的なイベント発表に対応できる柔軟な職場環境を求める、推し活層の切実なニーズが浮き彫りになった。

その他にも、「現場に通いやすい場所にするため」「リモートワークにするため」といった、戦略的な理由が挙げられたという。

© 株式会社Oshicoco
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仕事と両立するコツは「スケジュール管理」

推し活と仕事を両立させるコツとして最も多く挙げられたのは、「スケジュール管理を徹底する」こと。

イベントと仕事の予定を総合的に管理し、計画的に行動することが鍵となっているようだ。

また、「お金の管理」や、「推し活を働くモチベーションにする」といった回答も多く集まった。

さらに、「オタクであることをオープンにする」というスタイルも注目され、推し活について話せる同僚を作ることで、職場での人間関係が向上したり、休暇申請がしやすくなったりしたという声も聞かれたとのこと。

Oshicocoは、推し活が単なる娯楽ではなく、人生における重要な価値観の一つとして、働き方にも影響を及ぼしていると分析している。

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調査概要

■集計期間 9/16-9/17

■有効回答数 434件

■調査媒体と対象者

Instagram「推し活応援メディアOshicoco」をフォローしている推し活層

Top image: © iStock.com / vgajic
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