エストニアが「外国人向けデジタルノマドビザ」発給。新時代の働き方とは?

北欧の国、エストニア。名前を聞いたことはあっても、よくわからない......というのが正直な印象ではないだろうか。

じつはスタートアップ企業や実業家の多さから“欧州のシリコンバレー”とも称される、世界屈指のIT先進国なのだ。

そんなエストニアは、7月1日から外国人向けの「デジタルノマドビザ」を導入。「デジタルノマド」とは、デジタル機器とインターネット環境があれば、場所と時間にとらわれずに仕事ができるという、新しい働き方。

従来の就労ビザは、エストニア国内の企業への就労が決まったうえで発給されるものだった。しかし、新しい制度では、国外の雇用主との雇用関係や事業活動をおこなっていて、それがテレワークで遂行できるのであれば、最大1年間にわたってエストニアへの滞在が許されるのだそう。

また、手続きは「e-Residency」と呼ばれるオンラインシステムに盛り込まれるため、データを入力するだけで簡単に発給されるのも大きな魅力だ。

働き方が多様化している昨今、好きな場所で好きな時間に働くデジタルノマドというライフスタイルが当たり前の世の中が、すぐそこにきているのかもしれない。

Reference: E-Residency
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