推し活は体力勝負!3人に1人が推し活のための体力作り「推しトレ」を実践していた

多くの働く女性にとって、日々の活力となる「推し活」。

好きなアーティストやキャラクターを応援する活動は、生活に彩りと潤いをもたらす一方で、意外な課題も浮かび上がらせている。大正製薬が実施した調査から、その実態が見えてきた。

働く女性の推し活は、かなり体力を使う?
3割のファンが取り組んでいる“推しトレ”

大正製薬が20代から60代の働く女性700人を対象に行った「頑張るあなたの疲れ実態調査」によると、「現在、『推し』がいる」と答えた人は29.6%に上り、働く女性のおよそ3人に1人が何らかの形で推し活に勤しんでいる実態が明らかになった。

この数字は、推し活が一部の熱狂的なファンだけのものではなく、多くの女性にとって身近な文化として根付いていることを示唆している。

© 大正製薬株式会社

この調査で特に注目すべきは、推し活と体力の関係だ。

「『推し活』には体力が必要である」という項目に対し、実に79.7%もの人が「あてはまる」「ややあてはまる」と回答している。

その理由として、「公演中、約3時間半立ちっぱなしのため(20代女性)」や「長時間の移動だけで疲れて肝心の観劇を楽しめないから(40代女性)」といった声が挙がっている。

コンサートやイベントでの長時間の拘束、遠征に伴う移動など、推し活を全力で楽しむためには、想像以上にフィジカルな強さが求められるようだ。

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この課題に対し、推し活に励む女性たちはただ手をこまねいているわけではない。調査では、30.9%が「『推し活』のために、体力づくりに励んでいる」と回答。

「推し」を万全のコンディションで応援するためのトレーニング、通称“推しトレ”が、ファンの間では新たな習慣となりつつあることがうかがえる。

この傾向は、推し活が単なる趣味の域を超え、日常生活における重要な目標として位置づけられていることの表れといえるかもしれない。

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推し活を支える社会の動きも活性化

推し活が個人の幸福度や仕事への意欲を高める効果を持つことは、近年広く知られるようになってきた。

この流れを受け、企業の中には「推し活休暇」や関連手当といったユニークな福利厚生を導入する例も現れている。

これは、従業員のプライベートな活動を尊重し、仕事との両立を支援することが、結果的に組織全体の活性化につながるという考えに基づくものだろう。

大正製薬が『リポビタンファイン』のプロモーションの一環として、こうした調査を通じて現代女性の疲れの実態に光を当てるのも、同様の視点からと考えられる。

仕事や家庭、そしてプライベートな楽しみに全力を注ぐ現代の女性たち。その活動を支えるのは、社会的なサポート体制の充実はもちろんのこと、日々のセルフケアが不可欠だ。

推し活という熱量の高い活動を末永く楽しむためにも、自身の心身と向き合い、適切にコンディションを整える視点が、今後ますます重要になっていくことだろう。

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