老舗和菓子店の挑戦! “推し活”× “映え” で進化するバレンタインギフト
近年、自分へのご褒美チョコを選ぶ人や、友だちと贈り合う「友チョコ」を楽しむ人が増えるなど、バレンタインの楽しみ方は多様化している。
相手を問わず、ギフトといえばチョコレートが定番。
しかし、令和の今、その常識は変わりつつあるかもしれない。老舗和菓子店「亀屋良長」と同志社女子大学がタッグを組み、新たなバレンタインギフトを生み出した。
それは、伝統的な和菓子に現代的なエッセンスを加えた、新感覚スライスようかんだ。
伝統×トレンドが生み出す、新感覚「スライスようかん」とは?
「亀屋良長」といえば、2018年に発売し、大ヒットを記録した「スライスようかん」が有名だ。今回、その「スライスようかん」を進化させ、バレンタイン向けの特別な商品を開発したという。
ポイントは、同志社女子大学の学生8名と協働で開発した点だ。学生ならではの斬新なアイデアを活かし、「推し活」や「映え」といったZ世代のトレンドを意識した商品設計を行った。


2つの味が楽しめる!自由なアレンジで“推し”への想いを表現
今回の新商品は、定番の小倉羊羹と、香り高いカカオ羊羹の2種類のスライスようかんがセットになっている。
「亀屋良長」は、小倉羊羹には丹波大納言小豆を、カカオ羊羹にはダンデライオンチョコレート社のインド産カカオを使用し、素材にもこだわっている。
最大の魅力は、トッピング用の白羊羹と焦がしバター羊羹を使って、自分好みにアレンジできるところだ。アレンジ動画では、ハート型の羊羹や、カラフルなチョコレートペンでデコレーションを施し、写真映えする華やかなスライスようかんに仕上げている。
バレンタインデーに、好きなアイドルやキャラクターのカラーで飾り付けをして、“推し”への想いを表現するのも良いだろう。


進化する老舗和菓子、その先に待つ未来
今回のコラボレーションは、伝統的な和菓子が持つ魅力と、現代のトレンドを融合させることで、新たな価値を生み出す可能性を示している。
老舗の技術力と、若者ならではの感性が融合した進化系和菓子は、バレンタインのギフト選びの新たな選択肢となりそうだ。

