地域資源・石見銀山の「山桜」がファッションに。山桜から授かった色彩を纏う『里山パレット』の新作

島根県大田市大森町の里山から、春の訪れを告げる色彩が届けられた。

株式会社石見銀山生活文化研究所が運営するライフスタイルブランド『石見銀山 群言堂』は、地域の植物を染料とする『里山パレット』シリーズの最新作を発表。

今回は石見銀山に自生する『山桜』を主役とし、その枝から抽出された繊細な色合いを衣類へと投影している。

世界遺産の地で育まれた自然の恵みが、2026年3月16日より全国の店舗やオンラインストアで順次発売される見通しだという。

地域の植物資源を衣類へと循環させる『里山パレット』の試み

このシリーズは、大森町の里山に自生する植物や役目を終えた端材を染料として活用するプロジェクトとして知られている。

2014年の誕生以来、約100種に及ぶ草木や果実が色彩の源となってきたようだ。

同ブランドが採用する「ボタニカルダイ」という手法は、植物から抽出した色素に少量の化学染料を合わせることで、草木染特有の退色のしやすさを補っているのだそう。

これにより、日常的な洗濯にも耐えうる実用性を確保しつつ、自然由来の揺らぎのある表情を実現した模様だ。

里山の資源を無駄なく使い切り、日々の暮らしに調和させるものづくりの姿勢が示されている。

© 株式会社石見銀山生活文化研究所

山桜の枝から抽出された色彩が表現する繊細な春の情緒

今シーズンの中心となる『山桜』の色彩は、冬の間に切り出された枝を細かく砕き、丹念に煮出すことで得られたとのこと。

抽出方法を調整することで、日本人の肌色に馴染みやすい4つの異なるピンクやグレーが表現されたようだ。ラインナップには、リネン素材を用いたブラウスやチュニック、ワンピースなど全5アイテムが揃うという。

顔色を明るく見せる「さくらいろ」や、落ち着いたトーンの「はいあか」など、植物ならではの深みのある色調が展開される見通しだ。一つひとつの製品が、里山の風景を纏うような特別な体験を提案しているとのこと。

◆商品紹介 山桜で染めた里山パレット ラインナップ

・リネンボイルパレットギャザーブラウス / ¥35,200(税込) (色:さくらいろ、さんごいろ、ねずみいろ)

・リネンボイルパレットチュニック / ¥39,600(税込) (色:さくらいろ、さんごいろ、ねずみいろ)

・リネンパレットローブワンピース / ¥46,200(税込) (色:はいあか)

・リネンパレットベスト / ¥27,500(税込) (色:はいあか)

・リネンパレットコクーンパンツ / ¥35,200(税込) (色:はいあか)

© 株式会社石見銀山生活文化研究所
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