「着れるNFT」という新しいファッション

NFTとメタバースの流行によって、アバターが身に着ける「デジタルファッションアイテム」の価値はぐんと高まっている。

有名ブランドが参加していることもあり、現在ではNFTの時価総額のうち25%以上を占めるほどだそう。

架空世界でおしゃれができるのはいいけど、せっかく買う(しかもだいたい高額)なら現実でも着ることができたら、これ面白くない?

そんな夢を叶えるのが、「METADRIP」というスマホアプリだ。

© 株式会社1sec

NFTなどのデジタルファッションアイテムを、ARを通して自分でも着られる、というもの。現実世界では再現の難しいアイテムも手軽に着用でき、ファッション・表現の幅も広がる。

メタバース内での使用にとどまっていたNFTアイテムを、現実世界も含めた“マルチバース”で利用できる斬新なアイデアというわけだ。

開発元の「1SEC」は、東京とロサンゼルスに拠点を持ち、デジタルファッションレーベルである「1BLOCK」などを展開しているメタバース・NFT特化の新興企業。

「METADRIP」は現在開発中で、今春にもβ版が発表されるとのこと。

リリースに向け、続報に注目したい。

© 1block.official/Instagram
Top image: © 株式会社1sec
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。