「電子工学=難しい」をイメチェンさせるDIYプロジェクト

ここに紹介する女性エンジニアのFeldiさんは、デザイナーとしても活躍するいわゆるリケジョ。

同じミレニアル世代の女性たちのイメージに植え付けられた、「電子工学=難しい」のイメージを変えようと、オリジナルのプロダクトでアプローチ。テクノロジー×ファッションで、彼女らの新たな興味を開拓しようと奮闘中です。

おしゃれアイコンを
テクノロジーで進化させる

例えばこのバッグひとつとっても、どれもFeldiさんの私物にELワイヤーなど光る素材を縫い付けるなどして、リメイクしたもの。

「高級ブランドで着飾るよりも、自己表現できるモノを身に付けることを選んでいる」これこそミレニアル世代の特徴だと彼女は強調します。こうしたトレンド調査を自ら行い、若い女性たちを惹きつけるようなアイテムをDIYしていこうと決意。

アイテム紹介とともに
チュートリアルも公開

自作したアイテムのチュートリアルを公開することで、「エンジニアになる壁はそこまで高くない」と伝えようとしています

さらに、詳細にハウツーをブログで公開していて、バッグに取り付けたパネルに文字を出すようなプログラミングのコードまで教えてくれる。真似してみようという人にも、これができるようにと。

ものづくりの魅力を
多くの女性たちへ

もちろん、可愛いアイテムを紹介するという目的もあるのですが、Feldiさんの本来の目的は「こういうモノを作れるエンジニアになりたい」と思う女性が一人でも増えること。

ところが、彼女の趣旨を理解していない人もいるようで、ブログには心ないコメントもあるんだそう。それでも、「だからこそ、より良いデザインができる女性エンジニアが必要!」と、意志の強さを示すFeldiさん。

ブログだけでなく、現在はSparkFun Electronicsという団体でアイテムをDIYする方法を教える講師としても活躍しているようですよ。

Licensed material used with permission by SparkFun Electronics
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。