「タグが長い」ファッションブランドの想い

素晴らしい映画は、すぐれた監督や脚本家、俳優や美術など、多くのプレイヤーの共同制作で成立している。

このことは、ファッションにおいても同様。一つの衣服に関わるすべてのプレイヤーが、ファッション文化の担い手として尊重されなければいけない。

そんな考え方のもと始動した日本発のファッションブランドが「EQUALAND(イコーランド)」。彼らのすべての製品には、大きくて長い「信用タグ」が付けられている。

印刷されているのは、綿花生産者から技術者、デザイナーに至るまで、その製造に携わるすべての人たちの自筆署名だ。衣服はブランドだけが作っているものではなく、たくさんの誇りと責任によって成り立つ、共同制作の産物であることが訴えられている。

第一弾のアイテムは、天然植物素材のボタニクルダイ(草木染め)Tシャツ。染色の原料の一部には、日本初のコールドプレスジュース専門店「SUNSHINE JUICE」のジュースを搾った後の果実や野菜が使用されているらしい。ユニセックスで4色展開。

「トレーサビリティ」の波は、ファッションの世界にも押し寄せているようだ。
©株式会社ワンオー
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