2022年のヴィーガン食品トレンド予測!
新型コロナウイルスのパンデミックにより、変化の大きかったここ数年。
その影響は食生活にも現れているようで、アメリカではヴィーガンフードの需要が高まっているそう。
環境への配慮に加え、健康食品としてもがぜん注目度が増しているようで、インスタやTikTokなどSNSでは「サワードゥ」や「パンケーキシリアル」、「ダルゴナコーヒー」がトレンドに。
今回はそんなヴィーガンフードの中から、世界最大のヴィーガンメディア「VegNews」が注目する2022年のヴィーガンフードトレンド予測をご紹介。
01.
キノコ類
一見地味なキノコ類だが、じつは栄養の宝庫。
カリウムやマグネシウム、セレン(ホルモン活性を促す必須ミネラル)にビタミンDなど豊富な栄養素を含み、日頃から摂取すればアルツハイマーやがん、うつ病のリスクを下げる働きがあるとの報告も。
企業からの注目度も高く、様々な商品が発売されている。日本ではあまり見かけないヤマブシタケのマッシュルームコーヒーやシイタケジャーキーなどが人気で、今年はさらに注目されるはず、とのこと。
02.
ヴィーガンチキン
代替肉の進化は進み、あちこちで植物性食品を選択できるようになった。
KFCは過去に「Beyond Meat」とのコラボで開発した代替肉の人気(アトランタでの販売時には5時間で完売!)を受けて全米に展開しようとしているほか、Beyond Meatも新たに開発したナゲットを販売するなどその勢いは止まらなそう。
こうした動きから、今年はヴィーガンチキンはますます話題になっていくとの予測。
03.
ひよこ豆
古代から重要な食材だったひよこ豆に、いま一度スポットライトが当たりそう。米「Whole Foods」も最もホットな食材とみなしているようで、ヘルシーかつアレルゲンフリー、しかも様々な料理へと活用できてとっても便利。
ピザ生地やブラウニーにも転用できるというし、食文化の初心にかえるつもりで、取り入れてみては?
04.
ヴィーガンベーコン
先述したヴィーガンバーガーの人気を考えれば、ベーコンに火がつくのだって時間の問題。最近は見た目もより本物っぽいものになってきていて、様々な企業が開発に乗り出しているそう。
さらに、あのゴードン・ラムゼイもTikTokでヴィーガンベーコンのレシピを公開するなど、じわじわと注目されはじめている。
ていうか以下の画像でもお分かりのように、言われなかったら分からないくらいベーコンっぽい。美味しそう……。
05.
ノンアル飲料
ワクチンの効果が下がるとか、ダイエット目的で、コロナ禍で流行ったものといえば禁酒。
とはいえ、お酒が恋しい……という人たちの声に応えるかのように、人気急上昇なのがノンアル飲料。アメリカでは1年間で33.2%も売り上げが増加したとか。
最近はビール以外にも各種登場し、ノンアルでも“映える”ドリンクが作れるので試してみてもいいかも。
以上が「VegNews」の推薦する「2022年のヴィーガンフードトレンド」。ヴィーガンに限らず、健康意識の高い人はもちろん興味本位でも気軽に試せるんじゃないだろうか。
環境負荷が少ない、さらに自分のカラダにもいいとくれば、上手に取り入れるのがイマドキというもの。レシピはインスタやTikTokにたくさん上がっているので、気になったらチェックしてみて。