2022年はたくさん旅したい!発表された7つの「旅行トレンド予測」とは?

来年は旅行を思いきり満喫できる1年になるのか──。

そんな2022年の7つの旅行トレンド予測。

こちらを発表したのは、世界最大級の宿泊予約サイト「Booking.com」の日本法人「ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社」。31の国と地域にわたる2万4000人を超える旅行者を対象とした「2022年の旅行に関する調査」と独自の知見とを併せて考察。

では、挙げられた予測一覧をそれぞれチェックしていこう。

1. セルフケアとしての旅行
毎日の運動や瞑想よりも、旅に出かけることは2022年における最大のセルフケアになると予想。調査では、「旅に出かけられなくなるまで、旅がいかに自分の幸せにとって重要であるかに気付かなかった」と回答した日本の旅行者は半数以上(61%)になったという。変化のない日々から抜け出し、普段の生活とは異なる体験をする旅に期待。

2. 旅先では「仕事ゼロ」であることがポイントに
日本の旅行者の70%が「2022年には休暇の時間は一切仕事をしない時間にしたい」と回答。仕事とプライベートの時間の境界線の問題が浮かびあがった2021年を鑑み、これからは日頃の頑張りを労うための旅に出かける旅行者が増えるはず。健全なワークライフバランスの実現に、休暇の過ごし方を見直す2022年になりそうだ。

©Booking.com Japan K.K.

3. 初めての旅に行くような感覚を楽しむ傾向に
初めて飛行機に乗った時や、ホテルにチェックインした時の気持ちを思い出すと、多くの人は心が躍るのでは?日本の旅行者の4人に1人(24%)は「旅に行く前のワクワク感が特に楽しみである」と回答しており、あまりにも長い間旅にでかけていなかったことで、人々は旅路を急ぐのではなく、旅のすべての瞬間を楽しむようになると予想される。

4. 旅先でのコミュニティへの配慮
日本の旅行者の46%が「旅行者の行動が旅先の現地のコミュニティにとって有益であることが重要だ」と回答。旅先やそこで暮らす人々に対して、好影響をもたらすように努めたいとしていることが伺える。旅が難しくなり、地元コミュニティとの繋がりを強く感じることが多くなったことが、「次は旅先で」と影響しているのかもしれない。

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5. 旅先での新しい出会いへの期待の高まり
「旅行中に新しい人と出会いたい」と回答する日本の旅行者が約半数(46%)になることからも、家族や同居人と長い時間を過ごした2021年とは反対に、2022年には旅にでかけ見知らぬ場所で新たな人と出会う機会が増えると予想。「次回の旅では旅先でのロマンスを期待している」との回答も多く、新たな恋を探すことにワクワクする旅行者も多いのでは?

6. 計画なしに旅先での滞在を楽しむ傾向に
日本の旅行者の73%は「やることをたくさん詰め込み、綿密に計画した旅よりも、そのときの流れで旅を楽しみたい」と回答していることから、2022年には、何事も「やってみよう!」と楽しむ旅をするだろうと予想。また、調査から旅に出ることが難しい時間を経過し、予算に余裕のある旅行者が多いことも見えてくる。

7. 旅行業界におけるテクノロジーの利用増加
人々の生活は大幅に変化しており、ニューノーマルな生活を支えているのはテクノロジーの進化だと多くの人が感じているはず。日本の旅行者の63%が「テクノロジーは旅にまつわる心配の緩和に役立つ」と回答していることからも、旅行体験をよりスムーズなものとしてサポートしてくれる精度と状況を先読みする機能への期待は高まっているだろう。

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上記のトレンド予測については、WEBサイト「旅行トレンド予想2022」でも詳細が確認できる。

今年より2022年に向けて、再び旅に出かけることへの興奮期待が旅行者の間で高まっているのは間違いなさそうだ。

どちらにせよ、来年こそは旅行を思う存分楽しめるようになることが、多くの人の希望でもあるだろう。

Top image: © Booking.com Japan K.K.
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