【調査結果】新型コロナウイルスは、「トイレ利用」をどう変えたのか?
「パナソニック株式会社」ハウジングシステム事業部がコロナ禍の「自宅トイレにおける意識の変化」について、インターネットによるアンケート調査を実施した。未曾有の感染症、在宅時間の増加は、ボクらのトイレ事情をどう変えたのか?
以下、注目の調査結果。
まず、トイレの利用に関して「トイレ後に便ふたを閉めてから流す人」が、以前よりも増加し、その割合が全体の半数以上となる59%に。回答者が挙げた具体的な理由を見てみよう。1位「衛生面が気になるから」、2位「感染リスクが気になるから」、3位「清潔だと思うから」。
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興味深いのは「トイレ後の手洗い」に関する調査。やはりここでも、衛生面、感染を気にする動向は顕著だ。
手洗いの方法(大便時のみ)についての質問では、「せっけんを使って手を洗っている人(以前から実践していた人も含む)」の割合が57.7%、「感染拡大後にせっけんをつけて洗うようになった人」は34.6%。
手洗い場所についての質問では、「トイレ個室の外にある洗面化粧台で洗う」と答えた人が46.1%、次いで「トイレタンク上の手洗い」が34.2%、「トイレ個室内の専用手洗い」が17.4%という結果に。
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5年前の調査(2016年2月 n数=420名)と比べると、「トイレタンク上の手洗い」で洗う人の割合は減少し、「個室外の洗面化粧台」で洗う人の割合は13.7%増加。洗面台で入念に手を洗う人が増えたことは明らかだ。
マスク、消毒、手洗い、うがい……そしてトイレ事情。withコロナにあってボクらの生活スタイルは、こうした少しずつの変化の積み重ねなのかもしれない。
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