アメリカのZ世代がお金をかけたいのは、「社会にポジティブな影響を与えるブランド」らしい【調査結果】
Z世代の方は、どんなものにお金を使いたいと感じているだろうか——?
じつは、国際的な調査会社の「InSites Consulting」によると、アメリカのZ世代の3分の2は「社会にポジティブな影響を与えるブランド」にお金をかけたいと感じているんだそう。
黒人や女性が手がけるブランドやインクルーシブ、サステイナブルな取り組みをしているブランドにお金を費やしたいとの意思があるようだ。
また、アメリカのZ世代のじつに62%は、「ブランドは人々のよりよい生活に貢献するべきもの」だと信じているらしい。
では、なぜ同国のZ世代は社会にプラスの影響を及ぼすブランドを重視するのか——?
「InSites Consulting」のJoeri Van den Bergh氏は、Z世代を取り巻く“環境の悪さ”が背景にあるとしている。
じつは、彼らは幸福と感じることが少ないうえに、メンタルヘルスや勉強、仕事、他人との比較に関して強いストレスを感じているらしい。
そんな環境を生き抜いているからこそ、Z世代は社会に対してポジティブなブランドにお金をかけたいと思うのだろう。
ちなみに、Z世代は世界人口のじつに3分の1を占めていて、向こう10年の可処分所得額はトータルでなんと33兆ドルに達するとされているらしい。
これからは、社会に対してポジティブなインパクトを与えるブランドが続々と登場するのではないだろうか——。
Top image: © iStock.com/SolStock
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