「パワハラ」とはなんなのか?「上司の指摘」Z世代のホンネが明らかに!

いまのZ世代は、上司からの指摘をどう受け止めているのか──。

“パワハラ”という言葉が蔓延する現代。部下を持つ立場であれば、過敏になる人も多いだろう。

しかし、あまり気にしなくていいのかも?と思えるような調査結果を「ダイヤモンド・コンサルティングオフィス合同会社」が発表。対象は、大企業に入社3年目以内のZ世代104名。その回答をさっそく紹介していこう。

「昨今、上司からの指摘に対して、“〇〇ハラ”(パワハラやセクハラなど)として主張がなされることがニュースやSNSでも取り上げられています。このような風潮は、上司が部下の間違いを強くはっきりと指摘する機会を奪っていると思いますか?」

との質問、「非常にそう思う・ややそう思う」と回答したのは、じつに全体の約61%

前提として、パワハラへの行きすぎた追及を疑問視する人が多い実態が明らかに。そのうえで次の問い。

「仕事において、パワハラではなくそれが自分にとって適切な“指導”であれば、上司から強くはっきりと指摘されたいと思いますか?」

非常にそう思う・ややそう思うと回答したのは、意外と多い(?)約77%にも及んだ。

また、「あなたが仕事において、パワハラではなく適切な“指導”だと感じる上司の行動を教えてください。」との質問では、「どの部下に対しても公平に指摘する」「業務におけるミスをはっきりと指摘する」への回答が順に多く寄せられた。

©ダイヤモンド・コンサルティングオフィス合同会社

とにかく、ネガティブな声というのはよく目立つもの。そのため、どうしても大多数の意見に思えてしまう。

たしかにそれも事実だろう。ただ、適切な指導ならば、むしろ上司からミスを指摘されたいという意見こそ、同調査で明らかになったZ世代のリアルであること、ぜひ心に留めておきたい。

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