「男女の友情」は成立する?Z世代のホンネを聞いてみた
これまで、幾度となく議論されてきたであろう「男女の友情は成立するのか?」問題。Z世代はどう考えているのだろう?
クイックリサーチサービス「サークルアップ」が、大学1〜4年生の総勢201名を対象に実施した調査レポートより、彼らの“答え”をみていきたい。
©株式会社RECCOO
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このレポートでは男女別の数値が表されている。
まず、「男女間での友情は成立すると思いますか?」について肯定的な意見は女性が87%、男性が79%。女性の方がやや高いが、男女ともに成立すると考えている大学生が大多数のようだ。
なぜ、そう考えるのかを具体的に聞いたところ、成立する派から寄せられたのはこんな意見。
- 実際に異性の友人がいるから(男性・女性)
- 彼女がいるけど異性と遊ぶから(男性)
- 付き合いの長い異性は好きにならないから(女性)
一方、成立しない派からはこのような意見が寄せられた。
- どんなに仲が良くても異性であるから(男性・女性)
- 性欲は遺伝子レベルであり、ただ我慢しているだけだから(男性)
- 親友だと思ってた人に告白されたり、三年間友人だったがそこから付き合った人などがいるから(女性)
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また、パートナーが異性の友人と2人きりで行う行動として違和感がある行動トップ5は、上記のように順位は男女ともに「性的な関係を持つ」「旅行(宿泊)」「相手の家に行く(宿泊)」「旅行(日帰り)」「相手の家に行く(日帰り)」に。
一緒とはいえ、これらの行動に違和感を覚える人の割合は女子大学生の方が高かった。
それにつけても「男女の友情」──多様性の時代において、いつまでこの議論は続くのだろうか。
<調査概要>
【調査日】2024年2月8日
【調査機関(調査主体)】株式会社RECCOO
【調査対象】サークルアップに登録する大学1〜4年生
【有効回答数(サンプル数)】201人
【調査方法】サークルアップ for client のアンケートオファー
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