フロリダ州オーランドに米初「空飛ぶタクシー専用施設」の建設が計画中
フロリダ州オーランドの市議会は、同市にアメリカで初となる約56000平方フィート(約5200㎡)の空飛ぶタクシー専用空港「Lake Nona Vertiport」の建設計画があることを発表した。
肝心の空飛ぶタクシーを提供するのは、ミュンヘンを拠点に活動するスタートアップ企業「Lilium」。
地域内での短距離の移動を想定して開発された「Lilium Jet」は、ガソリンを使わない電気式となっており、羽についた約36個のモーターによって瞬時に浮き上がることができるのだとか。
垂直に離着陸が可能なため、従来のジェット機に比べ圧倒的にフライト先の自由度がアップ。移動1時間圏内であれば、基本どんな場所でもいくことができるそう。
これは同市の未来都市計画「Future Ready Master Plan」の目玉企画となっており、2025年までに143人の雇用と10年間で約170万ドルの経済効果をもたらすと期待されている。
©Lilium and Lake Nona
©Lilium and Lake Nona
© Lilium/YouTube
Top image: © Lilium and Lake Nova