【アメリカ】下院議員選挙で、初の「Z世代連邦議員」が誕生。マクスウェル・フロスト氏がフロリダ州で当選

アメリカで、初めてZ世代の連邦下院議員が誕生した——。

フロリダ州第10選挙区で当選したのは、25歳のMaxwell Frost（マクスウェル・フロスト）氏。銃乱射事件の抑止や気候変動対策を公約に掲げて立候補していた。

じつは、彼自身が銃乱射事件の生存者でもある。

2018年にフロリダ州パークランドの学校で起きた事件の際に、「March for Our Lives」という銃規制デモのリーダーを務めている。

また、同氏は立候補前にNGO団体「アメリカ自由人権協会（American Civil Liberties Union）」の活動に携わっていた。立候補後には選挙活動の資金が底を尽き、Uberドライバーとして働いたこともあるそうだ。

さまざまな経験を併せ持つZ世代の議員は、アメリカにどんなインパクトを与えられるか。フロスト氏のこれからに注目したい——。