アメリカ新下院議員が、漫画『スーパーマン』を持ち込んで宣誓を行う

米カリフォルニア州で選出された新下院議員ロバート・ガルシア氏が、宣誓式漫画スーパーマン』の第1巻を持ち込んで宣誓を行なった。

通常は聖書などが持ち込まれるのだが、自分の「価値観」を象徴する存在だとして、これを選んだそう。

そもそもガルシア氏は、5歳の時にペルーからアメリカへと移住。当時、彼が英語を勉強する際には、漫画を使って読み書きを学んだのだとか。

そして、スーパーマンの価値観には正義があり、誠実さを感じられ、彼は支援を必要とする人々のために立ち上がっていることから、自分の価値観を象徴していると説明。

これらの理由から宣誓式に漫画を持ち込むことに。特に持ち込むものに関する規定はないそうなので、ガルシア氏の行為は認められたとのこと。

ちなみに、今回の『スーパーマン』の第1巻は1939年に発売されたもので、アメリカ議会図書館に所蔵されている非常に貴重なものだ。宣誓式の後は護衛付きで元の場所に戻されたという。

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