Uberが、車ではなく「ヘリ」をスマホで予約できるサービスを開始!
「The Wall Street Journal」によると、2016年1月17日に開催された「Digital Life Design」において、ヨーロッパの大手航空機メーカー「Airbus」社が、タクシー配車サービスを運営する米「Uber Technologies」社に、ヘリコプターを提供すると発表したようです。
「Airbus」社のトム・エンダースCEOのコメントは以下のとおり。
「パイロットプロジェクトのため今後次第ですが、とても楽しみです」
提供される機体は「H125」と「H130」。1月21日からユタ州・パークシティで開催中の「サンダンス映画祭」を以って、プロジェクトの試験運転が開始する予定です。「Uber」といえば、スマホで簡単にタクシーを利用できる便利なアプリ。ですが、同社はこれまで、いくつかの場所でヘリコプターを利用できるサービス「Uberchopper」も実施しているのです。
気になる料金は?
ちなみに、2013年のF1レース・イベントで利用された際には、マンハッタンからハンプトンズ間(150kmほど)で、3,000ドル(約35万円)でした。
「The Los Angels Times」によれば、ソルトレイクシティ空港からパークシティ内のヘリポートまでの15分ほどの飛行(直線距離にしておよそ40~50kmほど)を、昼と夜それぞれ、片道200ドル(約2万3,500円)・300ドル(約3万5,000円)で運行する予定。「Uber」アプリを使えば、誰でも利用できます。
「ついに空飛ぶタクシーが現れたか!」と興奮する人も少なくありません。ちょっとリッチな体験ですが、40~50kmをたった15分で移動できるのは魅力的ですよね。