地球の自転に変化?「一日の時間が減少」しているとの報告

「2020年を早く終わらせたかった」という願いは、人類共通であったことは間違いない。そして意外なことに、それは“地球”も同じだったようだ──。

地球の自転速度を監視している科学者たちは、2020年の地球の自転速度に加速の兆候がみられ、2019年よりも早く終わっていたことを報告した。

もっとも短い日は7月19日で、8万6400秒とされている1日の時間を1.4602ミリ秒早く終えていたという。それだけでなく、1960年から観測がされている1日の時間の最短記録を28回も更新するほどであったようだ。

じつは、地球の自転の速度は、地球のコア海洋大気の複雑な動きによって絶えず変動しているのだが、ここ数年の観測では地球の時点速度は鈍化しているとみられていた。

そこで生じてきたズレに対処するため、1972年から合計で約27回の“うるう秒”が加えられていたが、今年のような状況が続けば、“負のうるう秒”として時計から1秒ほど引く必要もあるとしている。

予測によれば2021年はここ数十年のなかで“もっとも短い1年”になるという。

地球も地上の異変を感じ取っているのだろうか......奇妙な巡り合わせである。

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