「Google Earth」がアップデート!地球表面の3Dタイムラプス機能が追加
バーチャル地球儀アプリ「Google Earth」が、先日16日にアップデート。
同社曰く「2017年以来最大」という今回のアップデートには、注目の機能「Google Earth タイムラプス」が備わっている。
同機能は、過去37年間に撮影された2400万枚の衛星写真を用いて、作成されたインタラクティブな4D体験を提供するというもの。
1984年から2020年までの地球表面が、どのように変遷を繰り広げてきたのか、手軽に知ることができるのだ。
© Google/YouTube
さまざまな可能性が感じられるこの新機能だが、なかでも驚きなのは、映し出されるドバイの都市開発の様子だ。
1984年にはほぼ何も見えないペルシャ湾の沿岸が、急激に発展していく様子が確認できる。
また、地球上の変化といえば、やはり目立つのはネガティブな変化。
動画には、カザフスタンとウズベキスタンにまたがるアラル海の水位低下、ボリビアの森林減少やグリーンランドをはじめとする氷河の後退など、環境が破壊されていく様子が収められている。
Googleは「地球規模で起こっている問題について、人々が目を向けるきっかけにつながることを願っている」とのコメントを発表。
今後もパートナーと協力をしながら新しいタイムラプス画像を「Google Earth」に追加していく予定とのことだ。
Top image: © iStock.com/ABIDAL