経営の神様・松下幸之助「15の思想」

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

松下電気器具製作所
(現パナソニック株式会社)が創設

今日、3月7日は日本の電機メーカー「Panasonic」の前身である「松下電気器具製作所」が創設された日。1918年というから、今から104年も前のこと。

言わずもがなですが、立ち上げたのはのちに“経営の神様”と讃えられた松下幸之助。23歳のときでした。

世界に通用する電機メーカーへと一代で築き上げた幸之助はまた、「社会がよくならなければ、人々の幸せもありえない」という哲学を抱き、政治や社会に対してさまざまな提言を行なってきた人物でもあります。

未来のリーダーを育成する「松下政経塾」はよく知るところですよね。

いまも多くの企業家が手本とする昭和の偉人は、生前多くの言葉を遺しました。そんな松下語録のなかから、生きる知恵や仕事のヒントがきっとみつかる、珠玉の言葉をセレクトしてみました。

01.
どんなに悔いても過去は変わらない。
どれほど心配したところで、
未来もどうなるものでもない。
いま、現在に最善を尽くすことである。

02.
人の言に耳を傾けない態度は、
自ら求めて心を貧困にするようなものである。

03.
社会生活は日々これ戦い、日々これ苦難。
そのときに心が動揺するかしないかは、
信念の有無で決まる。

04.
人と比較して劣っているといっても、
決して恥ずることではない。けれども
去年の自分と今年の自分とを比較して、
もしも今年が劣っているとしたら、
それこそ恥ずべきことである。

05.
万策尽きたと思うな。
自ら断崖絶壁の淵に立て。
そのとき初めて新たなる風は必ず吹く。

06.
失敗することを恐れるよりも、
真剣でないことを恐れたい。

07.
なすべきことをなす勇気と、
人の心に私心なく耳を傾ける謙虚さがあれば
知恵はこんこんと湧き出てくるもの。

08.
商売とは、感動を与えることである。

09.
楽観よし悲観よし。
悲観の中にも道があり、
楽観の中にも道がある。

10.
競争も必要、対立することもあっていい。
だが敵をも愛する豊かな心を持ちたい。

11.
知識なり才能なりは
必ずしも最高でなくてもいい。
しかし、熱意だけは
最高でなくてはならない。

12.
山は西からも東からでも登れる。
自分が方向を変えれば、
新しい道はいくらでも開ける。

13.
自分は自分である。
何億の人間がいても、自分は自分である。
そこに自分の自信があり、誇りがある。

14.
とにかく、考えてみることである。
工夫してみることである。
そして、やってみることである。
失敗すればやりなおせばいい。

15.
悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
おしなべて事をなす人は、
必ず時の来るのを待つ。
あせらずあわてず、
静かに時の来るのを待つ。
時を待つ心は、春を待つ桜の姿と言えよう。
だが何もせずに待つことは
僥倖を待つに等しい。
静かに春を待つ桜は、
一瞬の休みもなく力を蓄えている。
蓄えられた力がなければ、
時が来ても事は成就しないだろう。

Top image: © iStock.com/Sam Edwards
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