米バイデン大統領、「気候部隊」の創設を発表

バイデン政権が、「American Climate Corps」という気候部隊を創設。気候変動に対処するための人材育成を目指すらしい。

なんでも、2万人以上の若者たちに再生可能エネルギー環境保護などに関する訓練を有給で提供するとのこと。プログラムを終了した若者たちは、気候変動への対応を行っている企業や団体などで仕事をするんだそう。

具体的には、人々を洪水から守るための海岸整備や山火事を防ぐための森林管理、エネルギー効率を高める方法の開発などに取り組むんだとか。金額は明らかにされていないが、高収入が見込めるそうだ。

アメリカ政府によると、今後数ヶ月のうちに気候部隊の募集サイトが開設される予定らしい。経験不問で、すべての若者に参加のチャンスがあるとのことだ。

じつは、過去にはケネディ大統領により「Peace Corps(平和部隊)」が設立されている。今回の「American Climate Corps」は、ケネディ政権からヒントを得ているのかもしれない。

そして、「Peace Corps」は日本の「青年海外協力隊」のモデルとされている。もしかしたら、そのうち"Japanese Climate Corps"が誕生したりして——?

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