コロナ3年目の2022年、世界でもっとも賞賛される企業は……【調査結果】

グローバルな組織コンサルティングファーム「コーン・フェリー」とアメリカのビジネス誌『Fortune』が毎年共同で実施している「世界で最も賞賛される企業2022」が発表された。

今回のランキングでは新型コロナウイルスによるパンデミック3年目というなか、医療の最前線で活躍する企業が高い評価を受けた。

トップ50のなかでも、コロナワクチンの共同開発者である「ファイザー」が16年ぶりのランキング入りで4位に躍進したのは大きなトピックだ。また、感染対策に欠かせない医薬品開発機器の開発をおこなっている「ダナハー」も37位に着けている。

そして、気になる1位は「アップル」。じつに15年連続1位と不動の評価を得ており、2位の「アマゾン」、3位の「マイクロソフト」も昨年から変わらず。

日本からは「トヨタ自動車」が34位(前年31位)に着けている。

今回のランキングではコロナ関連以外にも、環境問題、社会問題、ガバナンスの強化、いわゆるESG戦略サステイナビリティへの取り組みを積極的におこなっている企業の躍進も顕著。

実際に、今回ランク入りした企業のなかで調査に回答した700名のシニア・エグゼクティブのうち、39%が「自社のESG戦略は成熟している」と回答している。

時代の変化を受け、企業に求められる価値観もどんどん変化しているというわけだ。

トップ50のランキングこちら

Top image: © iStock.com/Nikolay Pandev
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