【2022年学びのトレンド調査】学んでいる人ほど「人生満足度」が高い
次世代の働き方に向けて、新しい知識やスキルを学ぶこと──。
これ、今年も発表された『「現代用語の基礎知識」選 2022ユーキャン新語・流行語大賞』にてノミネートされた用語のひとつ「リスキリング」のこと。
これを受けて「株式会社ユーキャン」が20代~60代の男女402名を対象に、将来の不安やリスキリング、人生の充実度に関する意識調査を実施。
その結果、リスキリングや学び直しをしている人ほど、人生の満足度が高いようだ。以下に発表されたデータの一部を紹介していこう。
前提として「リスキリングの知名度」を調べたところ68.4%が「知らない」と回答。言葉自体はまだまだ知られていない様子。
一方で、リスキリングを認知している層へリスキリングや学び直しの必要性を感じますか」と質問した上記の結果からは、半数以上に関心があることがわかる。では、実際にやっているかを質問したところ……。
どうやら「リスキリング」や「学び直し」という言葉を意識せずとも、3人に1人が何かしらの学びに着手している様子。これを高いと見るか、低いと感じるか。
ただし、実行している人は、学びに楽しみを覚え、学ぶことそのものにポジティブな気持ちを持って取り組んでいるのがわかるのが次のデータ。
続けて、学んでいることが「ある人」「ない人」のそれぞれ人生満足度指数を調査を行ったところ……。
これらの結果、リスキリング自体の知名度はまだそこまで高くはないものの、一定数が学びを続けていて、比較的に人生の満足度が高いのがわかる。
ちなみに、「将来の人生を充実させるために何かを学ぶとしたら、どんな点を重要視し学ぶ内容を決めますか」との質問には、学びが仕事や自己成長だけのためのものではなく、日常生活や趣味に活かせるなど、目的の多様性が広がっているのも伺える。
学ぶことは武器であり、人生をよりよいものに変えるものだと捉える人が増えている様子。
「株式会社ユーキャン」があわせて公開している特設サイトには、2023年に「武器になる資格」も掲載さているので、新しい年に“学び”をはじめる参考にしてみてはいかがだろう。
『働き方と学び方に関する意識調査』
調査対象:20代~60代の男女 402名
実施期間:2022年10月27日~11月3日
実施方法:インターネット調査
対象地域:全国
※グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないデータもあります。