YouTubeより、2022年の「トレンド動画ランキング」が発表

2022年も残りわずか。

読者の皆さんは、今年もYouTubeにはお世話になったことと思う。1年間、どんな動画を見ただろうか。ネタ、MV、ニュース、企画などなど……。

1年のトレンドを振り返るべく、YouTubeが今年のトレンドをまとめた「2022 YouTubeの1年」なるレポートを公開。

日本をはじめ16カ国のトレンドをランキング形式で紹介する同レポートでは、「トップトレンド動画」「トップショート動画」「トップ音楽動画」「登録者増加クリエイター」「急成長クリエイター」の5部門が発表。

国ごとにまったく異なるランキングから、2022年をサクッと振り返ることができる。気になる日本のランキングは……?

最注目の「トップトレンド動画」で1位に輝いたのは、この動画。

© HikakinTV/YouTube

まさかのヒカキン

SEKAI NO OWARIによる楽曲『Habit』のMVのリメイクで、壮絶な変顔と高いダンススキルを披露し見事1位を獲得。ちなみに、元ネタである『Habit』公式MVは音楽動画部門で1位を獲得しており、人気の高さが窺える。

全体的に、国内のトレンド動画にはゆるい動画が多数。渡辺杏&謙の料理動画や東海オンエア・てつやの発表、さらには中山きんにくんがアメリカのボディビルで優勝した動画なども入っている。

また、日本らしさを感じられる点として、『チェンソーマン』のOPが2位、音楽動画部門ではadoによる『ONE PIECE FILM RED』の楽曲が全曲トップ10入りを果たしているなどアニメ系が大人気。

登録者増加クリエイターでもVtuberが1位を獲るなど、やはり二次元系のコンテンツは人気なようだ。

© Ado/YouTube

『新時代』のMVは再生数1億回超え。

ニコニコ動画出身、ボカロ系の歌い手からここまで来たか……“新時代”を切り開いた、adoの圧倒的な歌唱力に拍手。

一方で、アメリカをはじめ海外では全く様子が異なる結果に。

アメリカやイギリスではウィル・スミスの“ビンタ”がトップに入ったほか、MVでは全体的に黒人やラテン系のクリエイターによるヒップホップ/R&B系メジャー音楽が首位を獲り、時代を感じさせるランキングとなっている。

また、韓国ではKPOPの影響が大きかったり、中東・アフリカ諸国、トルコなどはまったく知らない動画で首位が埋まっていたりと、各国の情勢を知れるようで興味深い。

© 딩고 뮤직 / dingo music/YouTube

韓国では、少女時代のメインボーカル・テヨンが流行りの「Killing Voice(歌手が自ら選曲して生歌を披露する企画)」を披露し「トレンド動画」部門で2位にランクイン。カバーメドレーで2位を獲得するほどの美声は必聴モノだ。

ランキングの詳細が気になる人は、こちらのサイトからチェックしてみて。

Top image: © GagliardiPhotography/Shutterstock.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。