15年前、YouTubeに「はじめて投稿された動画」とは......?
毎日10億時間ものコンテンツが視聴されるという説明不要の動画サイト、YouTube。
そんなYouTubeの記念すべき初動画がアップロードされたのは、今から15年前の2005年4月23日だったという。
「動物園にいる僕」と題された、わずか18秒のこの動画。
象と一緒に映った男性が「さて、象の前にいます。こいつらの好きなところは、すごくすごくすごく長い、鼻をもっているところ。格好いいね。言うべきことはそれくらい」と月並みな感想を語る内容だ。
© jawed/YouTube
驚くことに、動画に登場するこの男性は、YouTubeの共同設立者の一人であるジョード・カリム氏。彼が友人と共に「サンディエゴ動物園」で撮影した動画が、会社設立の2ヵ月後にテスト動画としてアップロードされ、現在まで残っているというのだ。
今ではデジタル世界における記念碑として、多くの人がこの動画を訪れてコメントを残したりしているらしい。その再生回数は記事執筆時点で9200万回再生を記録している。
正直、創業者が作ったとは思えないクオリティのこの動画。しかしながら、YouTubeが老若男女問わず多くの人に愛されるようになったのは、どんな動画でも気軽に上げられるその包容力の大きさだったのかもしれない。
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