「Pantone」2022年の色を発表。気になる理由は?

色見本帳を制作する「Pantone」が、来年の「Color of the Year」を発表。

2022年は、「PANTONE 17-3938 Very Peri」に決まったようだ。

じつはこの色、22年の歴史で初めて、同社が独自に作成したもの。

忠誠”(デジタル世界を想起させるブルーライトなど)を表す青と“情熱”に関連した赤をブレンドさせて出来上がった「Very Peri」は、少し濃いラベンダーのような色で、世界で起こっている“移行”を象徴しているという。

青を基調としながら、赤紫が混ぜ合わさったようなこの色は、今年特に顕著であったデジタル世界と物理世界の融合、メタバースやNFTなどのアートとデジタルの融合を象徴している、と研究室はコメント。

「Very Peri」は、勇気ある創造性と想像力豊かな表現を奨励する存在感あるカラーとのことだ。

1年を1色で表すのは難しいが、たしかにデジタル世界と現実世界の融合が過去にないほどに進んでいる現在。

この落ち着いた色の向こう側には何が待っているのだろう?

© pantone/Instagram
Top image: © Pantone
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。