2022年のジェンダーギャップ指数が発表! 日本は116位で、G7で最下位
世界経済フォーラム(WEF)より発表された、2022年の「ジェンダーギャップ指数」。
日本は146ヶ国中116位となり、2021年の120位からは順位を上げたが、未だにG7では最下位となっている。ちなみに、去年と比べて今年は調査対象国が10ヶ国減っている。
そもそもこのランキングは「経済」「教育」「医療」「政治」の4つの分野における格差を数値化したもの。全体で見ると日本は116位だが、分野別では「教育」は1位、「医療」は63位となっている。しかし、「経済」は121位、「政治」は139位となっており、これは平均以下だ。
つまり、今後の日本は「経済」「政治」分野における格差を是正していかなければいけないわけだ。
ちなみに、ランキング上位の国々はお馴染みの顔ぶれで、1位はアイスランド、2位はフィンランド、3位はノルウェー、4位はニュージーランド、5位はスウェーデンという結果に。
WEFによれば、このままのペースで格差が解消されるとしたら、世界で誰もが平等に扱われるのは132年後になるとのこと。去年は136年だったので改善はしているのだが……決して良くはない結果と言えるだろう。
今回の発表を受けて、日本のみならず世界の国々はどのような行動を起こすのだろうか? 注目だ。
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