日本は121位!気になる1位は?【ジェンダーギャップ指数2021】
「世界経済フォーラム(WEF)」による男女格差を示した「ジェンダーギャップ指数2021」。その最新版が3月31日に公開された。
今年はアフガニスタン、ガイアナとニジェールの3ヵ国が新たに加わり、総勢156ヵ国が対象となった。
そのなかで1位になったのは、男女平等率を示す0から1までのスコアで0.892を獲得したアイスランド。2006年から続くこの調査では、これまで12回もトップを飾っている。
また2位、3位はフィンランド、ノルウェーと北欧の国が高順位が維持。
一方、日本のスコアは0.656と120位。昨年の121位とほぼ変わらない下位ポジションだ。
その要因にあたる小項目別のランキングをみてみると「教育(スコア0.983、92位)」と「医療(スコア0.973、65位)」では平等率が高いものの、「経済(スコア0.604、117位)」と「政治(スコア0.061、147位)」の分野での低さが目立つ。
ジェンダー平等の意識は年々高まっているように思えるが、まだまだ実態は甘くないということだろう。
詳しい調査結果は公式サイトに掲載中。
Reference: Global Gender Gap Report 2021
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