この女性が大きく脚を開く意味とは?「マンスプレッディング」をなくすための挑戦
ジーンズなどの製造・販売を予定している「RIOT PANT PROJECT」は、社会に一石を投じるデザインが話題のファッションレーベル。手がけているのは「ベルリン芸術大学」の学生であるMina BonakdarさんとElena Buscainoさん。
彼女たちが問題視しているのは「Manspreading(マンスプレッディング)」だ。
そもそもこの言葉は数年前に誕生したものであり、男性が公共交通機関でひとり分以上に脚を開いていることを表している。「RIOT PANT PROJECT」は、マナー違反への注意喚起だけでなく男女平等の実現という強いメッセージをデザインに込めている。
「Let’s stop manspreading and reclaim our space(マンスプレッディングをなくして、私たちのスペースを取り戻そう)」というメッセージを掲げ、股部分に「Toxic Masculinity(有害な男らしさ)」などとプリントされたパンツを穿いている様子をInstagramに投稿。
彼女たちの行動がどのように社会を変えるのか? 多くの人をワクワクさせる挑戦といえるだろう。
© riotpantproject/Instagram
© riotpantproject/Instagram
Top image: © 2019 Riot Pant Project / Hanko Ye