男女平等のメッセージを込めた、女性が主人公の「西部劇」

駆ける馬、舞う砂塵、荒ぶる無頼、鳴り響く銃、薫る硝煙、そしてカウボーイハットの下から覗く鋭い瞳。

アーティストのフェリス・ハウス(Felice House)さんは、10代でテキサスへ引っ越してすぐに、西部劇に魅了されました。同時に、ひとつの疑問が生じたそうです。

「古典的な西部劇の主人公って、いつも男性じゃない?」

そこで彼女は、Re Westernというシリーズ名で、強く気高い「カウガール」たちのイラストを描くことにしました。西部劇にはもちろん女性たちは登場しますが、このようにカウガールばかり集まると、新鮮な感じがしませんか?

気高く凛々しい
カウガールたち

昨日から何かを学んで
明日を迎えよう

“明日”は、私たちが“昨日”から何かを学んでいて欲しいと願っているーー。

「西部劇のスター、ジョン・ウェインもそう言ってるじゃない?私もこのイラストを通して、誰かが何かを感じ取ってくれたらいいなと思っているの」

と、ハウスさん。

「バハイ教の言葉で、ぜひ伝えたいものがあるの。

『人類が住むこの世界には、二つで一つの“翼”がある。一方は女性、もう一方は男性だ。片方が弱いままだと、“鳥”は飛べない。両方が同じように成長して初めて、飛び立てるのだ』

ってね」

Licensed material used with permission by FELICE HOUSE
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。