トマトたっぷり「チリコンカン」の簡単レシピ│TABI LABO

西部劇にも登場する「チリコンカン」。豆類とひき肉をトマトで煮込んだこの料理、食料が決して豊富でなかった開拓時代のアメリカにおいて、簡単なのに一皿でしっかり栄養の取れる食事として、人気を集めていたそうです。自家製テックスメックスを簡単に作れるレシピをご紹介します。豚肉など、色んな食材でアレンジしても美味しいかも。

開拓時代の男たちの
エネルギー源

スペイン料理が源流にあるチリコンカン、1800年代半ばには、すでにヒスパニック系移民の多かったテキサス州で定着していたとされています。その後1893年のシカゴ万国博覧会で供されたことで、広くこの味が世に知られるようになりました。

主役となるのは、豆とトマト。

豆には筋肉の材料とされているタンパク質、トマトには疲労回復を助けるビタミンC、E、クエン酸、ミネラルが含まれていて栄養の観点からもオススメの一品。他にも、食物繊維や脂質など、体に必要な栄養素をバランス良くとれます。

<つくり方>

まずはオリーブオイル(大さじ1)で、みじん切りしたニンニク(1かけ)、玉ねぎ(1/2個)を透き通るまで炒めたら、牛ひき肉(100g)を加えて色が変わるまで炒めます。

そこにトマト水煮(300g)、トマトケチャップ(大さじ2)、クミンパウダー(小さじ1/2)、オレガノ(小さじ1/4)、チリパウダー(小さじ1/3)を加えて、煮立ったらミックスビーンズ(1缶)を入れ、水気が少なくなるまで煮ましょう。最後に塩コショウで味を調えて完成です。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。