トマトしかない時に、誰でも作れる「ハッセルバックトマト」を試してみて!

冷蔵庫を開けた時に、トマトしかない。でもお腹を満たしたいし、美味しいモノを食べたい! ここでは「しかない料理研究家」の五十嵐豪が、そんなニーズに応えます。

トマト=夏野菜と思っている人も少なくはないと思いますが、じつは味の面ではトマトの旬は春です。春になると果肉がジューシーになり、甘み、酸味のバランスもいいトマトが市場に出回ります。旬の美味しさを「しかない料理」で簡単に楽しんじゃいましょう。

大人気の料理をトマトを使って!
「ハッセルバックトマト」

トマトの「しかない料理」はいろいろあるのですが、ここで提案したいのは、トマトをハッセルバックポテト風にすることです。

ハッセルバックポテトとは、じゃがいもに切り込みを入れてオーブンで焼いて作る、スウェーデンの料理。簡単にできておしゃれな見た目、なにより美味! と三拍子揃っており、今人気を集めていますよね。

コレ、トマトでもめちゃくちゃ簡単で美味しくなるんです。

【材料:1人分】

トマト             1個 

スライスチーズ         1枚

オリーブオイル         小さじ1

塩こしょう           適量

ドライパセリ          適量

わずか3ステップで完成

①トマトは2mm幅ごとに切り込みを入れる。スライスチーズは8等分に切る。

②耐熱皿にトマトをのせ、切り込みにスライスチーズを挟み、オリーブオイルをかけて塩こしょうをふる。

③200度に予熱したオーブンで10分焼き、ドライパセリをふる。

以上。たったこれだけで完成です。チーズなら冷蔵庫にストックしている人も多いでしょうし、コンビニでも手軽に購入できますよね。

トマトは加熱することで酸味や青臭い風味がマイルドになります。さらに、とろけたチーズとトマトの果汁が溶け合うという効果も! トマトに含まれるうま味成分である「グルタミン酸」とチーズに含まれるうま味成分「イノシン酸」が合わさって、単体で食べるよりもうま味が7〜8倍になると言われているんですよ。一度食べたら病みつきの簡単レシピです。

さらに、ひき肉がある時はチーズと一緒にトマトに挟むと、さらにうま味がアップ! ボリューム的にも満足度が高くなりますよ。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。