米サッカー連盟が「男女の賃金格差」を是正!
アメリカ合衆国サッカー連盟(USSF)が、男女の代表チームへの報酬額を「同一にする」ことを発表した。
この取り組みは世界でも初めてだという。
長年にわたって、同国の女子代表は男子代表よりも報酬が少ないことを理由に、賃金格差を是正するように主張していた。2019年3月には男女同一賃金を求めて訴訟を行い、2022年2月に2400万ドル(約30億7000万円)を選手たちに支払うことで、USSFと女子代表は和解。
その際に「今後は男女の代表チームに同じ報酬を支払う」という旨が約束されていたため、今回の取り決めでそれが現実になったかたちとなる。
また、報酬のほかにも試合会場や練習環境、宿泊施設などについても、すべて同じ水準で提供されることが決定。
USSFの決断は、他の国のサッカー連盟にどのような影響を与えるのだろうか? 注目だ。
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