2021年「パスポートランキング」が発表。1位は......
旅行の自由度に応じた各国のパスポートの信用度や信頼度を毎年調査している「Henley Passport Index」は、2021年のランキングを発表した。
さまざまな角度から調査、検証された結果、その第1位は日本という結果に。
新型コロナウイルスの蔓延により、世界中で旅行の制限がかけられるなか、日本はビザを取得しなくても入れる国が193ヵ国と世界最多を記録。続いてシンガポールが192ヵ国で第2位、ドイツと韓国が191ヵ国で第3位となった。
一方で、経済の成長など、世界が大きな転換期を迎えていることが、今回のランキングで明らかに。
中国は2011年の結果と比べて22位ランクアップし、アラブ首長国連邦(UAE)は2011年に65位だったのに対して、今年は15位へと急浮上をはたした。
© HenleyPartners/ Twitter
また、ポストパンデミックの時代には、ワクチン接種が海外への渡航の必須条件になる可能性もあるとみられ、各国の対応が気になるところだ。
パスポートランキングとは、ただ順位を競い、その結果に一喜一憂するためのものではなく、世界の動向を知る手段といえるのかもしれない。
もっと詳しいランキングを知りたい人はコチラをご覧あれ。
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