世界の「性欲ランキング」驚きの1位は……!?
あなたの街は、どれくらい性欲が強いのだろうか?
世界の国々を対象にした性欲ランキングとも呼べる調査結果が発表された。果たして、もっとも“お盛ん”な地域は?日本はランクインしている?
世界の“性欲王者”は、香港!
英セックス・ウェルネス企業「Lobehoney」が、2万2000人を対象とした世界規模のアンケート調査を実施。そこからスコア形式で性に対する関心度を採点していった。
「Libido Olympic」と名付けられたランキングでは、イタリア、スペイン、イギリス、フランス、ドイツなど西欧諸国がランクインするなか、もっとも性欲が強い地域に輝いたのは、アジアから唯一のトップ10入りとなった香港だった。
調査結果をもとに、世界の性欲ランキング順に見てみよう。
1位:香港
2位:イタリア
3位:スペイン
4位:アメリカ
5位:フランス
6位:イギリス
7位:ドイツ
8位:オーストラリア
9位:カナダ
10位:スイス
では、いったい何が香港をそこまで欲望に満ちた都市にしているのだろうか?
変わりゆく性への価値観
調査によると、香港の人々はセックスについてパートナーと話し合うことに開放的であり、セックスについての自己表現を好む傾向があることが明らかに。さらに、性的関係を持つことに対して前向きであることがわかった。
他のアジアの都市と比較しても興味深いものがある。
例えば、北京や上海のような都市では、セックスについて話すことがタブー視される傾向にあり、開放的な考え方を持つ人がまだ少なく、そうした影響がランクを下げているとも考えられる。
ちなみに日本はというと、「平均性欲指数」でトップだった7.16の香港に対し4.73とアジアでもっとも低い数値に。
性的欲求がもっとも高い国に香港が選ばれた理由について、研究者たちは「香港はセックスに対してオープンな文化を持ち、自己表現に対する開放的な考え方を持っているため、人々がセックスについて話すことに前向きである」と説明している。
他国の性事情を知ったとて……とお思いになる気持ちもわかる。
が、夜の営みをとおして性に対する文化や価値観の違いを垣間見ることもできれば、自身の恋愛観や性に対する考え方を捉え直すきっかけにもなる、かもしれない。多様な恋愛観や性文化を理解しながら、隣国の事情にも興味をもっていただけたら本望というもの。
たんなる性欲調査というだけでなく、セックスポジティブなアプローチを取ることが、性的欲求を高める上で重要であることも、同調査が示しているような気がしてならない。