コロナ禍で「世界の富豪10人」は資産が倍増【オックスファム報告書】

1月17日、国際的なNGO「オックスファム」が、世界でもっとも稼ぐ10人の資産状況の変化などを記載した報告書を発表した。

驚くことに、彼らの総資産は新型コロナウイルスによるパンデミック宣言があった2020年3月と比べて、2021年11月時点で倍増していたようだ。具体的には7000億ドル(約80兆円)から1兆5000億ドル(約170兆円)へと増えているという。

ただし、計測された2020年3月は世界的に株価が急落した時期とかぶるため、結果は少し誇張されているとの指摘もある。

しかし、オックスファムはこうした不平等により貧困層の収入が減り、最低でも毎日2万1000人が亡くなっていると述べている。

こうした状況に対し、ウォルト・ディズニーの孫であるアビゲイル・ディズニーなどの富豪102人は、より重い税を富裕層に課すように求める公開書簡に署名。

今後、現在の税制が変わることはあるのだろうか?世界の動きに注目だ。

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