コロナ禍で、富裕層はさらに「お金持ち」になっていた

「世界の富豪トップ10人はコロナ禍で資産が増えた」との報告から約1年。

やはり、結果は変わっていないらしい。

国際NGO「Oxfam(オックスファム)」によると、世界で上位1%富裕層が過去2年間に獲得した資産額は、残りの99%の約2倍とのこと。上位1%は26兆ドル(約3360兆円)増えたのに対し、その他99%は16兆ドル(約2060兆円)なんだそう。

ちなみに、世界の貧困層は2020年に激増したらしい。なんでも、インフレが賃金を上回るペースで加速している国で暮らす労働者は、約17億人もいるそうだ。

今回の報告について「Oxfam」のGabriela Bucher氏は、「普通の人が生活必需品を犠牲にしている一方で、富裕層はどんどん望みを叶えている」と述べている。

新型コロナウィルス感染症が広まるなか、経済格差も広まっていたようだ。やはり、「お金はお金のあるところに集まる」ということなのか——。

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