一体何の「仕事」してるの?世界のお金持ちランキング!
Q「あなたが一番影響を受けた本はなんですか」A「銀行の預金通帳だよ」by バーナード・ショー (劇作家)
金は世界で一番重要なことではない。愛こそ一番重要である。幸運なことに私はお金を「愛」している。by ジャッキー・メーソン(タレント)
お金に対する価値観が世界的に再考されている昨今だが、やはり「価値」の集まる場所というのは気になるもの。世界には「価値」を創造し続ける人々がいる。それは物だったり、知識だったり、技術だったりする。その対価として人々はお金を支払う。では世界のお金はどこに集まっているのだろう。世界の大富豪を知ることで、何か分かるかもしれない。
今回TABI LABOでは、Forbesで紹介された世界の富を集める大富豪ランキング2014年版からトップ5を紹介する。
- 世界の大富豪ランキング -
1位 ビル・ゲイツ(アメリカ合衆国)
言わずと知れたMicrosoft社の共同創設者であり元会長、自己資産はなんと約7兆6000億円にものぼる。90年代後半から、世界一のシェアを達成したWindows OSのシェア率は「90%」。あのMac OSでさえ7%程のシェア率しか持っていないのだ。
2位 カルロス・スリム(メキシコ)
テルメックス、テルセル 、アメリカ・モービルを所有、ラテンアメリカの通信産業に多大な影響を持つ。自己資産は約7兆2000億円。テルメックスはメキシコ全土の90%をカバーしている大手通信業者だ。85年に発生したメキシコ地震では災害用のために公衆電話を無料開放、災害後の通信を支えるなど、社会に与えている影響は大きい。
3位 アマンシオ・オルテガ(スペイン)
「ZARA」で有名なアパレルメーカー、インディテックス社の社長。自己資産は約6兆4000億円。その他「Bershka」「Massimo Dutti」「Oysho」「Pull&Bear」「Zara Home」「Stradivarius」「Uterqüe」など様々なブランドを経営している。
4位 ウォーレン・バフェット(アメリカ合衆国)
世界最大を誇る投資株式会社バークシャー・ハサウェイの筆頭株主、同社の会長兼CEOを務めるウォーレン・バフェット氏の自己資産は約5兆8200億円。
5位 ラリー・エリンソン(アメリカ合衆国)
大手ビジネスソフトウェアを販売・開発するオラクル・コーポレーションの共同創設者。民間法人や公的機関を対象とするビジネス用途に特化した世界第2位のソフトウェア会社で、同社の名を冠した「Oracle Database」は、世界市場のトップシェアを占めるデータベース管理システムソフトだ。自己資産は約4兆8000億円。
世界の大富豪を見てみると、技術者の顔ぶれが多い、やはり人々の生活に役立つ技術に富が集まっているのだろうか。ちなみに日本国内のランキングについても発表がされていたので以下に簡単に紹介する。比較してみると面白いかもしれない。
- 日本の大富豪ランキング -
1位 柳井正(自己資産:1兆550億円)
世界有数のアパレル企業に成長したファースト・リテイリングの社長。「ユニクロ」で有名でソフトバンクの社外取締役でもある。企業理念は「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」
2位 佐治信忠(自己資産1兆700億円)
グローバルに活躍するサントリーホールディングス(株)代表取締役会長。日本屈指の音楽ホール「サントリーホール」や、「サントリー美術館」、「サントリー芸術財団」や「サントリー文化財団」での活動など、社会的・文化的活動に熱心な企業としても知られている。
3位 孫正義(自己資産:9100億円)
ソフトバンクグループの創設者、ソフトバンク株式会社の代表取締役社長。福島第一原子力発電所事故後、義援金として個人での100億円の寄付や、2011年から引退するまでソフトバンクグループ代表として受け取る報酬の全額を寄付することを表明するなど、社会的な活動が注目を集めている。自然エネルギーの普及と脱原発を掲げ自然エネルギー財団を設立するなど精力的な活動を続けている。
4位 三木谷浩史(自己資産:6400億円)
インターネット業界において世界一を目指す、楽天株式会社の創設者、代表取締役会長兼社長。 コボ社取締役・楽天ブックス会長。新経済連盟代表理事、東北楽天ゴールデンイーグルス会長兼球団オーナー、Jリーグヴィッセル神戸オーナー、東京フィルハーモニー交響楽団理事長、楽天証券ホールディングス会長、フュージョン・コミュニケーションズ会長、ビットワレット会長等も務めるなど多岐に渡り活躍している。
5位 毒島邦雄(自己資産:5200億円)
パチンコメーカーSANKYOの創設者であり、現名誉会長を務める。