お金持ちになりたいなら、この10個の考え方が必要です。あなたはどう?
お金持ちになりたいなら、まずは「思考の切り替え」が必要です。
作家であり、金融についての情報を発信するメディア「moneyminiblog」の代表を務めるKalen Bruce氏。彼が語るのは、「お金持ちと中流階級の違い」について。
米経済誌『Forbes』によると、アメリカ国内で最も裕福な400人の資産は、最も裕福でない1億5,000万人の資産よりも多いそうです。さらに、いわゆる「中流階級」に属する人口は過去20年で減少していて、ますます貧富の差が激しくなる傾向にあります。
01.
楽な道を選ぶか
あえてつらい道を選ぶか
「楽な選択をすることが、困難な状況を作り出すのだ。苦しいこともあるかもしれないが、
夢を叶えるためには困難な状況に自ら進んでいくこと」ーピーター・マクウィリアムス(作家)
「投資において、苦しまずに得る利益などほとんどない」
ーロバート・D・ アーノット(実業家)
安定した仕事をすることや、誰かに従って働くことは楽かもしれません。ですが、お金持ちは苦しい環境に身を置くことこそが、成功への近道だと信じています。
自分で事業を始めるのは、リスクがつきもの。でもそのリスクを背負うことで、今よりもっと豊かになれるかもしれません。お金持ちになりたいなら、多少の困難は付き物。楽な環境から抜け出し、自分に何ができるかを考える必要があります。
02.
収入以上のお金を使うか
分をわきまえた生活をするか
「分をわきまえた生活をすることほど威厳に満ちたものはなく、これほど重要な自立もない」ーカルビン・クーリッジ(元アメリカ合衆国副大統領)
お金持ちは、車や家など将来資産価値が下がってしまう物にあまりお金を費やしません。自分にとって価値のあることにお金を使い、所有している資産以上に消費しません。
ある調査によると、お金持ちは新車を買うのではなく、少し型の古い車を買うとか。収入と同じぐらいのお金を使っている人は、要注意。破産してしまうかもしれません。
03.
誰かのために働くか
自分のために働くか
「お金持ちは人との繋がりを求めるが、それ以外の人は仕事を求める」ーロバート・キヨサキ(投資家)
いつまでも貧乏な人は、人に従って働こうとします。しかし、お金持ちになれる人は自ら起業しようとします。多くの人がせっせと働いている間に、自分の事業を成長させようとします。
そしてお金を稼ぐために、もっと従業員が必要だと考えるのです。
04.
皆と仲良くするのか
付き合う人を選ぶのか
「自分よりも優れた人たちと付き合いましょう。そうすることで自分を成長させることができるのです」ーウォーレン・バフェット(投資家)
何かを成し遂げている人は、まわりに成功者が多いと自分も成功する可能性が高くなることを知っています。お金を稼ぎたいと思っているのなら、自分の理想に近い人と付き合いましょう。
05.
お金のために働くか
成長のために働くか
「若い時はお金のためではなく、
学ぶために働くのだ」
ーロバート・キヨサキ(投資家)
いつまでも成功できない人は、給料が良ければ簡単に仕事を変えます。ですが裕福な人は、働くことはお金のためではないことを知っています。将来成功するための基盤を、若い頃に築いておくのです。
06.
消費癖がついているか
投資癖がついてるか
「多くの人が、自分をよく見せようとするために、
稼いでもいないお金を使って
たくさん買い物をするのさ」
ーウィル・ロジャース(コメディアン)
貧乏な人は高級車を購入したり、立派な家を建てるためにお金を使いたがります。でもお金持ちは、物に費やしたりしません。消費するほど、お金がすぐになくなってしまうという当然のことを心から理解しているからです。
裕福でいるためには、お金を節約することも大切なのです。
投資家であるウォーレン・バフェット が、1958年に400万円ほどで購入した家に住んでいるのは有名な話です。物を買うことをやめて、貯蓄や投資に充てるようにしましょう。株に興味を持つのもいいでしょう。
節約と投資は、裕福になるためのカギなのです。
07.
貯めることを考えるか
増やすことを考えるか
「最高の資産とはお金を稼ぐ能力であり、
最大の資源はあなたの時間である」
ーブライアン・トレーシー(作家)
「裕福になりたいなら、
貯蓄だけでなく稼ぐことも考えること」
ーベンジャミン・フランクリン(元アメリカ合衆国郵政長官)
節約や投資も大切ですが、その基盤となるのは収入です。大きな成功を収めたいのなら、お金を稼ぐ能力を身につける必要があります。
また、貯めるだけではなく、収入を増やすことにも力を入れましょう。
08.
感情に左右されるか
自らをコントロールするか
「合理的な行動ができるのは、
知性と感情をうまく組み合わせて
コントロールできる人間だ」
ーウォーレン・バフェット(投資家)
世界の1,200人のお金持ちにインタビューをしたスティーブ・シーボルトによると、成功者とそうでない人のお金に対する考え方は100以上の違いがあるといいます。
とくに重要な違いは、多くの人はお金のことを感情的に捉える一方で、お金持ちは合理的に考えるということ。金銭に関わる決断を、感情的に行うことは破産に繋がる行為です。
ウォーレン・バフェットは、投資の成功はお金よりも感情のコントロールができるかどうかに関わっているといいます。大切なのは感情に左右されず、合理的に考えること。
09.
できる範囲のことをするか
不可能と思うことに挑戦するか
「目標を高く設定して、
達成するまで立ち止まるな」
ーボー・ジャクソン(野球選手)
いつまでも稼げない人は、自分の手の届く範囲内で目標設定をしようとします。
反対に仕事ができる人は、到底不可能と思われるような高い目標を設定し、自分は目標が達成できるのだと心に言い聞かせているのです。
10.
ひとりですべてやるか
助けを求めるか
「存在しない資源を生み出すことより、
すでに存在しているものを有効活用するほうが遥かに簡単だ」
ージョージ・ソロス(投資家)
成功を成し遂げたいと思うなら、努力は必要不可欠。ただ、自分1人の力だけでは、大きな成功は成し遂げられません。
裕福になりたいのなら、人の助けを借りることも必要です。たとえば借り入れをしてその資金を労働力や投資に使うなど、さまざまな協力を得ることで、重要な問題に集中して取り組むことができるのです。